TUE(治療使用特例)について

忘れてはいけない、TUE(治療使用特例)申請

アスリートには、病気や突然の怪我がつきものです。「禁止物質を使わないと、治療できないと主治医に言われてしまった。もうアスリートをやめなければいけないかも……」。そんな風に悩んでいる方はいませんか?

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TUEとは、「治療使用特例」のこと。禁止物質や禁止方法であっても、事前に所定の手続きによってTUEが認められれば、例外的に使用することができるんです。ただ、TUEが承認されていなければ、医療上の理由でも禁止物質・禁止方法を使用できません。もし、使用してしまうと「アンチ・ドーピング規則違反」と判断されることがあるので、下記の承認条件を確認したうえで、十分注意して手続きを行ってください。原則としてTUEが必要な大会の30日前までに申請する必要があることも、覚えておいてください。

TUEの承認条件とは?
  • 治療をする上で、使用しないと健康に重大な影響を及ぼすことが予想される

  • 他に代えられる合理的な治療方法がない

  • 使用しても、健康を取り戻す以上に競技力を向上させる効果を生まない

  • ドーピングの副作用に対する治療ではない

申請方法

国際競技連盟から指定されているアスリートの場合は、同連盟にTUE申請をし、それ以外は原則としてJADA TUE委員会へ直接申請します。下記に記載されているフローチャートを確認の上、自分が事前にTUE申請が必要なアスリートカテゴリーに属しているかチェックしてください。

TUE申請にまず必要なのは担当の医師との書類作成です。TUE申請書をダウンロードし、アスリートに関する情報をアスリート自身で記入の上、医学的情報を伴う診断内容などを医師に書いてもらってください。その書類などをもとにTUE委員会で審査が行なわれ、アスリートへ結果が通知されます。また、救急治療や急性病状の治療で禁止物質や禁止方法を使用した場合は、事後であっても速やかにTUEを申請してください。これは「遡及的TUE申請」と呼ばれるもので、通常の申請条件に加え「緊急性を証明する医療記録」が必要になります。

TUE申請のしかた