
国や競技団体の「守る」責任がさらに深まる
クリーンなスポーツ環境づくりの当事者として役割が強化
1
関係組織それぞれの役割と責務を明確化
アスリートをドーピングのリスクから守るためには、政府や競技団体、アンチ・ドーピング機関などがそれぞれの役割を果たし、連携することが重要です。
各組織の責務がより明確になることで、アンチ・ドーピング活動を支える体制の強化が図られます。また、教育やTUE申請などに関わる基準へのアクセスもしやすくなります。
- ・政府、国際競技連盟(IF)、国内オリンピック委員会(NOC)、国内パラリンピック委員会(NPC)、アンチ・ドーピング機関など、それぞれの役割を整理
- ・TUE手続きを標準化するため、アスリートカテゴリーや基準に関するウェブサイトでの情報提供を強化
- ・国内で不服申立が行われた場合も、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)や不服申立の権利を持つすべての当事者へ速やかに通知することを義務化
2
長期的・継続的な教育体制を強化
アスリートが競技生活を通じて必要な知識を学び続けるためには、継続的で計画的な教育が欠かせません。
署名当事者(JADAやIF)には、長期的な教育計画の策定や実施に加え、その効果を評価しながら教育や活動を継続的に改善していくことが求められます。
- ・署名当事者に対し、教育プログラムおよび年間の教育計画を策定・公開することを義務化
- ・アスリートの競技レベルに応じた教育を実施
- ・スポーツシステム分析を活用した実効性の高い教育や活動を推進
3
国内アンチ・ドーピング機関の独立性を強化
アンチ・ドーピング活動を公平かつ適切に進めるためには、国内アンチ・ドーピング機関が外部から不当な影響を受けずに役割を果たせることが重要です。
そのため、自立性と独立性を尊重しながら活動できる体制がより重視されます。
- ・国内アンチ・ドーピング機関の自立性や独立性の尊重を明確化
