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クリーンスポーツのためのルール

クリーンスポーツのためのルール

クリーンでフェアなスポーツを守るために全世界・全スポーツ共通の統一ルールがあります。
それが世界アンチ・ドーピング規程(World Anti-Doping Code)、通称「Code」です。

Codeは、アスリートにとって、クリーンスポーツに参加するための自身の基本的な権利を守るためのものです。あなた自身、そして世界中のアスリートや、スポーツに参加する全ての人の健康、フェアネス、平等な機会を保証し、推進していくことを目的としてCodeがあります。

Codeには、Codeにおける基本原理、Codeが適用される人の対象範囲、アスリートやドーピングの定義、アンチ・ドーピング規則違反、違反に伴う制裁のルール、さらにCodeのもとでクリーンスポーツを推進する個人や各組織の役割と責務などが記載されています。

世界アンチ・ドーピング・プログラム:Codeと国際基準

全世界・全スポーツに適用されているスポーツのルールは、Codeと国際基準です。
国際基準は8つあり、これら8つ全てがCodeと同様に全世界・全スポーツの統一ルールです。
また、Codeと国際基準にもとづくアンチ・ドーピング・プログラムを実施・推進する推奨モデルとして、モデルルールとガイドラインが設けられています。
さらに、Codeと国際基準に定められているアスリートの権利を1つにまとめたものが、「アンチ・ドーピングにおけるアスリートの権利宣言(アスリートAct)」です。

関連リンク

Codeと国際基準のルールは、スポーツに参加する全てのアスリート、サポートスタッフ、団体に適用されます。

各国、各競技でCodeと国際基準を遵守し、施行するのがCodeの「署名当事者」である、以下の組織です。

  • 国際オリンピック委員会(IOC)、各国オリンピック委員会(NOC)
  • 国際パラリンピック委員会(IPC)、各国パラリンピック委員会(NPC)
  • 国際競技連盟(IF)
  • 各国のアンチ・ドーピング機関(NADO)=日本では日本アンチ・ドーピング機構(JADA)
  • 主要競技大会機関(MEO)
  • その他スポーツにおいて重要性の高い機関

これらCodeの各署名当事者は、Codeと国際基準に遵守した規則(例えば、IFのアンチ・ドーピング規程や、日本で適用される「日本アンチ・ドーピング規程」)を有し、各組織の権限・管轄下においてその規則・ルールを適用し、アンチ・ドーピング・プログラムを実施しています。
署名当事者の組織に属し、競技会で競技するアスリートやサポートスタッフ、団体には全て、各署名当事者が有する規則・ルールが適用されます。

自身が競技するスポーツ(IF)や競技会(オリンピック、パラリンピック、各種主要競技大会)、日本(JADA)でのルールは何か?
スポーツに参加するための前提条件として、確認をしましょう。

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