主要国際総合競技大会へ「クリーンなTEAM JAPAN」を派遣するために

世界のスポーツのルール(2021年世界アンチ・ドーピング規程及び教育に関する国際基準)に基づき、オリンピック・パラリンピック競技大会をはじめとする主要国際総合競技大会への参加において、アスリートの権利を守る活動の一環として、各国・地域における大会参加前のアンチ・ドーピングに関する教育の徹底が強く求められています。
公益財団法人日本オリンピック委員会 (JOC)、公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC) および公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の3者で、「主要国際総合競技大会派遣における教育実施の指針」を策定しています。
本指針では、日本国内においても、TEAM JAPAN(日本代表選手団)を構成するアスリートの権利が守られる環境を担保するために、アスリート及びサポートスタッフへの教育の機会の提供を、各競技団体との連携のもとで取組を進めていくことを目指いしています。従前より行ってきた国際総合競技大会前の教育をより体系的で段階的なものとし、各団体の役割と責務を示しています。

なお、本指針を通して実施する活動は、2022年3月に策定された『2021Code/教育に関する国際基準の履行に向けた戦略計画で要請される活動を具体化したものです。「主要国際総合競技大会」の具体的な名称と、教育内容については、本ページ内にて公開いたします。

本指針に該当する主要国際総合競技大会

2023年度該当競技大会

JOC派遣大会 JPC派遣大会
FISUワールドユニバ―シティゲームズ
成都(中国)
杭州2022アジアパラ競技大会
杭州(中国)
第2回ANOCワールドビーチゲームズ
バリ(インドネシア)
第2回東アジアユース競技大会
ウランバートル(モンゴル)
第19回アジア競技大会
杭州(中国)
第6回アジアインドア&マーシャルアーツゲームズ
バンコク・チョンブリ(タイ)
第4回ユースオリンピック冬季競技大会
江原道(韓国)

※該当競技大会は追加される可能性があります
※教育内容は確定後、更新いたします