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2025.09.09
【学ぼうシリーズ】健康を守るため:禁止されている物質と方法
みなさんは、アスリートやサポートスタッフがクリーンスポーツに参加するために知るべき「11トピックス」を聞いたことはありますか?
世界アンチ・ドーピング規程(Code)では、クリーンスポーツに参加する全てのアスリートの権利と、健康を守ることを目的とした全世界・全スポーツ共通のルールが定められています。
アスリートにはクリーンスポーツに参加する「権利」と「役割と責務」があります。
クリーンでフェアなスポーツ環境を創るために、私たち一人ひとりがCodeに定められたルールを理解して守り、自らクリーンスポーツ行動をとることが大切です。
そこでみなさんに知っていただきたいのが、クリーンスポーツに関する11トピックスです。
「11トピックス」とは、スポーツに参加・関わるアスリートやサポートスタッフが知っておくべきクリーンスポーツに関する内容を11のトピックスに分類したもので、JADAではわかりやすく7つのカテゴリーに分けて、クリーンスポーツ・アスリートサイト「WHAT:トピックスから検索する」のページに11トピックスを掲載しています。
※11トピックスについては、11トピックスウェビナーで詳しく解説しています
JADAでは、News & Topicsの「学ぼうシリーズ」として、今後アンチ・ドーピングの基本的なルールや情報を紹介していきます。 今回は、11トピックスの中で「健康を守るため」のカテゴリーとして分類されている「禁止されている物質と方法」についてクイズを通して学びましょう!
クイズの前に確認!
「禁止されている物質と方法」とは?
スポーツにおいて使用が禁止される物質と方法を、それぞれ「禁止物質」・「禁止方法」といいます。禁止物質と禁止方法は、全世界・全スポーツ共通のルールとして、世界アンチ・ドーピング規程の国際基準の1つである「禁止表国際基準(Prohibited List:禁止表)」に掲載されています。
日本で禁止されている物質は、どの国、地域であっても同じく禁止されています。
禁止表は、禁止される場面と競技により、以下の3つに区分され構成されています。
- 「常に」禁止される物質と方法
競技会検査と競技会外検査、どちらで検出されても違反の対象となる - 「競技会(時)において」禁止される物質と方法
競技会検査で検出された場合、違反の対象となる - 「特定競技において」禁止される物質と方法
一部の競技でのみ禁止される物質・方法
禁止される場面としては、「常に禁止される」か「競技会(時)に禁止される」かの大きく2つに分かれています。それでは、次の問題について正しいと思うものを選択肢から1つ選んでみましょう!