2026.02.27

【学ぼうシリーズ】自身がクリーンであることを証明:尿、血液、アスリート・バイオロジカル・パスポートの検査手続き

世界アンチ・ドーピング規程(Code)に書かれたクリーンスポーツに関する「11トピックス」とは、スポーツに参加・関わるアスリートやサポートスタッフが知っておくべきクリーンスポーツに関する内容を11のトピックスに分類したもので、 JADAではわかりやすく7つのトピックスに分けて、その11トピックスをクリーンスポーツ・アスリートサイトに掲載しています。
今回は、11トピックスの中で「自身がクリーンであることを証明」のカテゴリーとして分類されている「尿、血液、アスリート・バイオロジカル・パスポートの検査手続き」についてまずは基本情報を確認し、クイズを通してポイントを学びましょう!

ドーピング検査はなぜ行うの?

ドーピング検査の目的は、スポーツがクリーンでフェアな環境であることを守り、そしてアスリートがクリーンでフェアなスポーツ環境のもとで、安心して最高のパフォーマンスを発揮できる機会を守ることです。
ドーピング検査は、主要競技大会の主催者(MEO)や国際競技連盟(IF)、国際検査機関(ITA)、そして各国のアンチ・ドーピング機関(日本ではJADA)が、アスリートから検体(尿や血液)を採取し、「検査及びドーピング調査に関する国際基準(ISTI)」という全世界・全スポーツ共通のルールに基づいて行っています。

アスリートは誰でもドーピング検査の対象になります。

もし、あなたがドーピング検査の対象になった場合、「なぜ自分が?」と感じたり、不安に思ったりすることもあるかもしれません。
ですが、ドーピング検査はアスリート自身がクリーンな状態で競技に臨んでいることを証明するための大切な手段です。アスリートが自らクリーンであることを証明することで、スポーツがクリーンでフェアであることが約束され、アスリートだけではなく観客など、すべての人が安心して心からスポーツを楽しめることにも繋がります。

では、ドーピング検査が「なぜ行われているのか」について理解できたところで、次はドーピング検査を適切に受ける上でとても大切な、ドーピング検査におけるアスリートの権利(できること)と責務(しなければならないこと)について、クイズで確認してみましょう。

クイズ

ドーピング検査員(DCO)もしくはシャペロンから検査の通告を受けた場合、通告後すぐにドーピング検査室へ向かわなければなりません。これは、「アスリートの責務(しなければならないこと)」の一つです。
同時に、「アスリートの権利(できること)」として、正当な理由がある場合、ドーピング検査室への到着を遅らせることができます。
では、その「正当な理由」に当てはまるものを、次の中からすべて選んでください。

解答選択肢の図:以下の中で、ドーピング検査室への到着を遅らせることができる「正当な理由」に当てはまるものはどれでしょうか? 1:メディアへの対応を行う場合 2:競技後のクールダウンを行う場合 3:必要な医療処置を受ける場合 4:さらなる競技に参加する場合 5:自身の写真付き身分証明書を取りに行く場合

答えと解説はこちら!

BACK