2026.10.15

もうすぐ大会。薬を使うときは、まずTUE申請? その前に確認したいこと

大会への出場が決まり、怪我や病気の治療のために薬を使うことになった際、「TUE(治療使用特例)を申請しなければいけないのでは?」と不安になることがあるかもしれません。
特に初めて手続きを調べる場合は、「どこに申請するの?」「いつまでに必要?」と焦ってしまうこともあります。今回は、そんな時に確認したいポイントを一緒に整理してみましょう。

TUEは対象と条件がある

実は、禁止物質や禁止方法を含む治療を受けている場合でも、

  • 大会に出場予定がある
  • 薬を使っている

という理由だけで、必ずTUE申請が必要になるわけではありません。

TUEを申請する必要があるかどうかは、次の2つの点から判断することができます。
① 「自分がTUE申請の対象なのか」を確認する
② 使用する薬が「TUE取得の条件に当てはまるか」を確認する

確認方法についてご紹介します。

自分はTUE申請の対象?2つのチェッカーで確認しよう

自身がTUE申請の対象かどうかを判断する際に活用できるのが、

の2つです。

まず「アスリート・カテゴリーチェッカー」で、自身がどのカテゴリーに該当するかを確認します。続いて「TUEチェッカー」を利用すると、自分にTUE申請が必要なのか、必要な場合はどこへ申請するのかを確認できます。
「申請のやり方が分からない」という悩みも、まず対象かどうかを確認することで整理しやすくなります。

使用する薬がTUE取得の条件に関係するかも確認しよう

また、使用している薬がTUE取得の対象となる可能性があるかどうかも確認が必要です。
TUEは、すべての薬や方法が対象となるわけではありません。クリーンスポーツ・アスリートサイトの「TUE取得の条件」では、治療上の必要性や代替治療の有無など、満たすべき条件が示されています。
そのため、「薬を使っているから申請する」と考えるのではなく、まずは使用している薬や治療方法がTUE取得の条件と関係するかを確認することが大切です。

1適切な臨床的証拠にもとづく診断であること、2健康を取り戻す以上に競技力を向上させない、3他に代えられる治療方法がない、4ドーピングの副作用に対する治療ではない

クリーンスポーツ行動の第一歩は「自分で確認すること」

TUEに関する不安を減らすためには、「薬を使ったから申請する」ではなく、「自分が申請対象か確認する」という行動が重要です。
大会出場が決まった時や治療が必要になった時には、アスリート・カテゴリーチェッカーとTUEチェッカーを活用してみましょう。自分で確認できるようになることは、ルールを正しく理解し、自信を持って競技に臨むことにもつながります。

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